在籍:35名(令和4年3月現在)

理学療法とは

患者様の各個人の身体機能・運動能力を評価し、適切なプログラムを立て運動療法を中心とした治療を行います。
具体的には、寝返り・起き上がり ・ 立ち上がり・歩行などで基本動作能力の獲得、歩行といった移動能力の拡大を目指します。

装具

退院後の生活を想定し、日常的に必要な動作能力の向上・再獲得を目指します。

写真:装具を付けた歩行訓練の様子1歩行訓練(装具療法)

写真:装具を付けた歩行訓練の様子2歩行訓練(装具療法2)

歩行訓練

入院早期より患者様個々のニーズを踏まえ歩行練習を積極的に実施します。歩行器や杖、装具などを必要性に応じ使用し、移動手段としての歩行能力向上・再獲得を目指します。
当院では装具療法を積極的に治療に取り入れており、症状に合わせた最適なものを医師が処方し、理学療法士・義肢装具士が回復に合わせて作製しています。

治療用装具では、手足が動き始めた際に正常に近い運動を促し、筋肉の萎縮予防やバランス機能を維持・向上させることを目的としています。
生活用では、長期的な変形予防や残存機能を活かし、補助することで活動的な生活を送れるようにすることを目的としています。

写真:歩行訓練の様子歩行訓練

屋外歩行

退院後の応用的な屋外歩行能力の獲得を目指し、様々な地形や距離の6コースを設定しています。
必要性に応じ商業施設や公共交通機関などを利用した練習も実施しています。

物理療法

医師の指示のもと上位運動ニューロン障害や疾患(脳卒中、外傷性脳外傷、多発性硬化症、不完全脊髄損傷など)後に尖足となった方などを対象に歩行神経筋刺激装置(L300フットドロップシステム)を治療に取り入れています。
他、温熱療法、メドマーなど様々な症状緩和に向け実施しています。

写真:機能的電気刺激訓練の様子物理療法(機能的電気刺激訓練)

写真:関節可動域訓練の様子関節可動域訓練